音楽家の面白い話>デブで断食をしたシューベルト
太っていた音楽家の話
「歌曲の王」と呼ばれるシューベルト
作風や、肖像画からは上品さが漂っています。
品行方正。規則正しい生活をして、
体に悪いことは一切しない感じがします。
しかし、実際の生活ぶりは、かなり荒れていたようです。
梅毒に感染していたという事実からも、わかります。
ベートーベンの棺を担いだ話は有名ですが、
自分も、その翌年、31歳の若さでシ死んでしまいます。
原因は、腸チフスでしたが、かなり不摂生な生活をしていたらしのです。
梅毒にかかっていて、体調も悪く
断食をやって健康を取り戻そうとした事があります。
1824年14日間断食をして家にこもっていたことが
友人のショーバーとの手紙のやり取りで確認できます。
そのとき、断食のおかげで、ずっとよくなり陽気で四重奏曲やドイツ舞曲など
無数に書いたといいます。
断食は、ダイエットのために行ったのではないでしょうが、
シューベルトの身長は約155cmと低く、丸々と太っており、友人から
シュワムメルと呼ばれていました。
つまり、デブという意味です。
実際のシューベルトの顔は、丸顔で、額は狭く、猪首で猫背のように
前かがみになって歩いていたといいます。
おまけにひどい近視でした。
とても肖像がからは想像できない。
容姿だったようです。
<シューベルト>