音楽家の面白い話>耳にタコのアイネ・クライネ・ナハトムジーク
アイネ・クライネ・ナハトムジーク
モーツァルトの曲の中で一番良く知られているのが、
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」ではないかと思います。
正式には、セレナーデ13番 K.525(ト長調)てず。
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」とは、
「小さな夜の曲」「小夜曲」という意味です。
この題名は、モーツァルト自身が書き付けたものです。
1787年8月にウィーンで作曲されました。
モーツァルト、31歳の時の作品です。
ちょうどこのころ、『ドン・ジョヴァンニ』の作曲中で、
一番、調子のいいときの作品といえます。
初上演の記録がないので、何の目的で書かれたのかは
わかりませんが、
アインシュタインは、「音楽の冗談」によって失われた
音楽の秩序を回復するためといっています。
ところで、この曲はシンプルなので、
演奏は実はとても難しいと思います。
ちょっとミスしてもすぐばれますし、
変な感情も入れられないので、ヘタなことが出来ない感じです。
素直な心で、無心に演奏するのが、いい曲です。
しかし、
長年生きているとだんだん「またこれか」と、思えてきてしまいます。
子供やクラシック初心者には良いけれど、
長く付き合うのは難しい曲だと感じます。
<アイネ・クライネ・ナハトムジーク>
「セレナーデ13番 K.525」
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