音楽家の面白い話>白い巨塔のレクイエムがいい!
レクイエム ニ短調 K.626
モーツァルトのレクイエム ニ短調 K.626
は、やはり素晴らしいと思います。
陽気な冗談ぽい曲を書いていた人の作品とは思えない
精神性を感じます。
この曲がかかれた時の逸話はとても有名です。
1791年の夏、匿名の作曲依頼をモーツァルトは受けます。
なかなか仕事に取り掛からないモーツァルトに対し、
作曲を急がせる催促をしに使者が何度も訪れますが、
匿名性の高い依頼のため使者はいつも、姿を隠すような
不気味な格好をして現れ、
すでに、体調を崩していたモーツァルトには、
その姿を見て、地獄からの迎えだと思い込みます。
のちにその匿名の主は、ヴァルゼック伯爵だとわかりました。
彼は、他人に曲を書かせ自作だと偽って発表する癖のある人物でした。
結局作曲は未完におわり、弟子たちの加筆で完成するのですが、
不手際が目立ち、色々な人により書き直され、
それによって、複数の版が出回ることになります。
演奏も色々ありますが、私はTV「白い巨塔」の最後に流れた
あの「レクイエム」の演奏が一番好きです。
あれは一体、誰の盤だったのでしょうね。
<モーツァルト レクイエム ニ短調 K.626>
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