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音楽家の面白い話>おすすめのモーツァルト・気楽にディベルティメント

ディベルティメントK.136


これは聴きやすいので、おすすめの曲です。
有名なので、誰でも、
どこかで聴いたことがあると思います。

ディベルティメントとは、嬉遊曲と訳され、
当時、貴族や富豪の食事の際に演奏される室内楽の事です。

しかし、モーツァルトのディベルティメントは、
本人が題をつけたものではなく、
娯楽性が少なく、本質が違っています。

モーツァルトのディベルティメントK.136は、
1772年16歳の時に、ザルツブルクで作曲されたもので、
次の二曲(K.136~138)と一緒にまとめて
ザルツブルク・シンフォニーと呼ばれます。

さてこの曲の構成ですが、
モーツァルトの書き込みに、
ヴァイオリン2部、ヴィオラ、バスとなっているため、
この「バス」が何の楽器を意味するのか、
論争が起こりました。
これは、チェロなのか、コントラバスなのか?
それともファゴットも加えるべきなのか?

研究の結果、現在ではバスのパートは、、
チェロがふさわしいという事になっています。
が、弦楽四重奏曲としての演奏ばかりでなく、
複数人数で、オーケストラで演奏されることもあります。

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